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工場で働く派遣社員のメリット・デメリット【元派遣社員の僕が解説します】

【工場の派遣で働くか悩んでいる人】

工場の派遣で働く際のメリット・デメリットが知りたい。これから工場で働きたいけど、どういった仕事内容なのか?未経験でも安心して働けるのか?不安なので、教えてください。

こんな疑問にお答えします!

はじめまして、shiroといいます!
大手メーカーで3年間派遣社員をしていた僕が、工場で働く派遣社員のメリット・デメリットを解説します。因みに現在では勤務先の工場で、派遣社員から正社員なり働いています。

この記事の内容
・工場勤務の仕事内容とは?
・工場派遣で働くメリット
・工場派遣で働くデメリット
・工場勤務に向いている人の特徴

これらの内容をわかりやすく解説していきます。

工場勤務の仕事内容

工場勤務の主な作業は「部品加工、ピッキング、組立ライン作業、検査、運搬」これらの作業が一般的です。

・部品加工
部品加工とは、組み立てる部品のネジ切りや穴あけ作業、その他溶接作業など

・ピッキング作業
商品や部品の個数が書いてある伝票見て、棚から取ってきて箱詰めしたりする作業

・組立ライン作業
前工程から流れてくる部品をドライバーや電動工具などで、組み上げ製造していく作業

・検査作業
組み上がった製品に不良や不備がないか検査する作業

・運搬作業
出荷準備ができている製品をフォークリフトなどで、トラックに積み込む作業

次に会社によって、製造する製品や商品が異なります。
工場派遣の求人でよく見かけるのが「半導体の製造、車用エンジンの製造、電子部品の製造、小型自動車部品の製造、建設機械の製造」などです。

工場勤務の良いところは、製造する製品によっていろいろな工具の使い方や機械を動かすスキル身につきなんにでも活かせます!

工場勤務といっても仕事の内容が様々あり、未経験の方や女性の方でも活躍できる場所がたくさんありますよ!

工場派遣で働くメリット

・寮費が無料
・入社祝い金がもらえる
・高時給
・週払いが可能
・有給休暇制度
・土日祝がしっかり休み
・派遣社員から正社員になることも可能

寮費が無料の工場派遣の求人が多い

工場派遣の求人は、寮費無料の求人が多いです。
寮費無料といっても、相部屋だったり汚かったりするんじゃないの?って思うかもしれませんが、そんなことは全くなく、普通にキレイな1Kのアパートが一般的です。

しかも家具家電がそろっている場合やレンタルすることも可能なので、体一つでも安心ですね!

どうして無料なのか?その理由の一つで工場の人手が不足しているからです。
メーカー側が人手を確保するために寮費まで出してくれています。

なので、ひとり暮らしが始めやすく家賃がかからないので貯金もできる!
因みに僕の場合は、なぜか一人暮らしなのに2DKのアパートで家賃が無料でしたが、光熱費は自分持ちでしたね。

入社祝い金がもらえる

工場派遣の求人は、入社祝い金がもらえる案件が多いです。
派遣会社にもよりますが、入社祝い金が30万円だったり金額が高いところだと50万円だったりします。

実際にそんな金額本当にもらえるの?ってなるかもですが、月々給料と別に3万円が10カ月間もらえたり、半年ごとに15万円ずつ2回もらえるなど、派遣会社によって入社祝い金の受け取り方がことなります。

短期間でお金を貯めたい方には、嬉しい特典ですよね!
僕の場合は、入社祝い金が30万円!
受け取り方は、1ヶ月目10万円、3ヶ月目10万円、6カ月目10万円の合計30万円でした。

工場派遣や期間工の入社祝い金が高いメーカーランキング

高時給の案件が多い

工場の派遣は、高時給の求人案件が多いです。
未経験からでも1500円~2000円の時給や月給25万以上の求人案件もたくさんありますよ!

月給だけであれば、メーカーの正社員より手取り額が多いことも全然ありえます。
なぜかというと、年収でみればもちろん正社員はボーナスがあるため多いですが、月々の手取り額が少ないからです。

僕の場合は、未経験からスタートして月給23万円でした!
入社祝い金がもらえて、月給23万円もらえたので一年で100万円貯めることができましたー!

週払いが可能

工場派遣は、週払いの求人案件もかなり多いです。
急な出費でお金が必要な場合にも助かりますね!

僕が勤めていた派遣会社では、一日5000円までで週末に25000円の週払いが可能でした。
派遣会社にもよって規定の金額が変わりますが、週払いができるのは助かりましたね!

有給休暇制度

派遣社員でも有給休暇制度を導入している派遣会社は多い!
どうしても平日に休みを取らないといけない時や、体調を崩した際に有給休暇制度があると助かります。

派遣社員の有給休暇は、労働基準法で最低限度の基準が決められており1年間に付与される日数は、勤続年数によって増える仕組みになっています。
まず、6カ月勤務が継続すると10日間の有給休暇が付与されます。
その後1年増えるたびに1日分加算された日数が付与されます。
最終的には、最大で年間20日間の有給休暇が付与されることになっています。
引用元:ジョブコンプラス

僕が働いていた派遣会社は、6カ月勤めたら10日間の有給休暇がもらえました。
同じ工場で、3年間派遣社員として働いていたので最終的には1年間に使える有給休暇は13日でした。

土日祝がしっかり休み

工場で勤めると、カレンダー通りの休みが一般的です。
しっかりと休みがあるので、新しい趣味を見つけたり、ゆっくり家で休んだりとプライベートが充実できますよ!

工場によっては、会社規定のカレンダー通りの休みの場合もあります。
僕の場合も会社規定の休みでしたが、基本的には土日休みで祝日が平日休みになっていました。
それでも年間休日が130日もあったので、休日には家族で旅行に行ったり、趣味の美味しいご飯屋さんめぐりをしたりと充実しています!

派遣社員から正社員になることも可能

派遣社員から工場の正社員になることも可能なんです。
どうして正社員になることが可能なのか?

勤務態度が良く仕事内容を理解して作業することで、評価され正社員雇用の対象になるからです。
派遣先の会社にメリットがある人材だと認めてもらうことが大切です。

派遣会社選びでもう失敗なんてしたくない!そんな方に超おすすめの派遣会社4選

工場派遣で働くデメリット

・正社員と比べて有給休暇が少ない
・ボーナスがない
・契約期間がある

正社員と比べて有給休暇が少ない

正社員は有給休暇が年間20日支給されるのに対して、派遣社員の場合だと10日程です。
勤続年数にもよりますが、派遣社員の場合は20日間を取得するまでに6年6カ月以上の期間がかかります。

しかも派遣先が変わると、有給期間がリセットされるので同じ派遣先に長く勤めなければいけません。

有給休暇が少ないと、どうしてデメリットなのか?
・工場の生産量が落ちると、調整で休みになることもある
・インフルエンザや病気をした時に、有給休暇がすくないと休みにくい
・有給休暇が少ないとモチベーションが下がる

有給が少ないとモチベーションも下がるし、なにかあって休まないといけない場合も休みにくいのが、派遣社員のデメリットですね。

ボーナスがない

派遣社員はほとんどの場合ボーナスの支給がありません。

派遣社員として勤務している際は、ほとんどの場合ボーナスは支給されません。その理由は、派遣社員の基本給の算出方法にあります。派遣社員の時給・日給・月給は、アルバイトやパートに比べて高く設定されているのが一般的です。なぜかといえば、派遣社員の給与は、ボーナスや交通費などに相当する金額を組み込んだ額が支給されるからです。つまり、派遣社員は基本給にボーナス分の給与が含まれているため、ボーナスという形で別途支給されないということになります。

このことから、ボーナスの支給がない派遣社員だからといって、正社員よりも手取りの給与が少ないわけではないということが言えます。
引用元:トライアロー

因みに派遣社員でもボーナスがもらえる派遣会社もあります。
僕が勤めていた派遣会社は、年1回のボーナス支給がありました。
出勤率100%が条件でボーナスがもらえましたね!

契約期間がある


派遣社員には契約期間があり、一般的には3ヶ月ごとの契約更新になっています。
2015年9月30日に施行された改正労働者派遣法により、派遣社員は同じ事業所で3年以上働くことができません。

同じ事業所で長く働く場合はどうしたらいいの?
・派遣元から派遣先へ直接雇用の依頼をしてもらう
・無期雇用の派遣元で働く

無期雇用の派遣元で働く場合は、契約期間がありません。
そのため派遣元の事業所から評価が高ければ、ずっと同じ事業所で派遣社員として働くことは可能です。
仮に派遣先から派遣契約が切られても、無期雇用なので新しい派遣先に移動することになります。

工場勤務に向いている人の特徴

・黙々と同じ作業ができる人
・暑さや寒さが大丈夫な人
・ものづくりが好きな人

黙々と同じ作業ができる人

黙々と作業をすることが好きな人は、工場の勤務に向いていると思います。
工場のライン作業は、同じ事の繰り返しです。
そのため普段から何かに取り組む時に、黙々と集中できる方にはおすすめ!

暑さや寒さが大丈夫な人

工場によっては、空調が設備されてない事業所もあります。
空調設備が整ってない工場は、夏はとても暑く、冬はすごく寒いため体力的にきついです。
作業中は暑さや寒さがありますが、休憩室は冷暖房が完備しているため一日中きついわけでわないので、安心してください。

ものづくりが好きな人

ものづくりが好きな人は、工場勤務に向いていると思います。
工場は基本的に製品の製造をしているので、どうしたらいいものができるのか?工夫して作業したり、どうやったら作業効率があがるのか常に考えていいものを作っています。
例えば、プラモデルの組み立てやDIYが好きな人その他ものづくり全般が好きな人におすすめです!

まとめ

今回は、工場で働く派遣社員のメリット・デメリットや工場勤務に向いている人の特徴などを紹介しました。

これから工場勤務を考えてる方、派遣社員で働くか悩んでいる方は、まず工場見学をしてみて自分に合っているか見てみてください!

工場見学をするだけでも新しい発見に繋がるかもしれないので、一度見学に行ってみてはいかがでしょうか?